皆様こんにちは。MOTO CORSE Museoのオカモトです。
アメリカ コロラド州で毎年開催され、100年以上の歴史を誇るパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムレース。
全長約20㎞、コーナー数156、高低差1,400m以上のターマックコースを一気に駆け上がることから別名「曇へ向かうレース」とも呼ばれているヒルクライムレースの最高峰です。
4輪カテゴリーの他に2輪カテゴリーも設定されておりDUCATIは2008年からHYPERMOTARD1100Sでのワークス参戦を開始し、近年ではMULTISTRADAでの活躍により2輪部門において通算7回の優勝を誇り「キング・オブ・マウンテン」の名をほしいままにしてきました。
その参戦で培ってきたノウハウを生かした市販車MULTISTRADA1260 Pikes Peakでもこのレースの名前はお馴染みかと思います。
そんな伝統のヒルクライムレースに今年DUCATIが投入するニューマシンが発表されました。
Streetfighter V4 Prototype
ついにStreetfighterが復活です!
しかもベースはPanigale V4!
フロント荷重が不足しがちなヒルクライムレースにおいても威力を発揮しそうなウィングレット!
しかも4枚!!
もちろんハンドルはバーハン仕様となっております。(レースレギュレーションでセパハンは禁止)
Akrapovic製フルチタニウムレーシングエキゾーストキットシステムを装備
低めのバーハン、跳ね上がったシートカウル、尖ったフロントノーズなど、まさしくStreetfighterスタイル!
DUCATIの最高経営責任者クラウディオ・ドメニカーニも市販化に向けてのパフォーマンス確認の一環と述べており、2020年モデルとして正式デビューが予定されております。
市販デビューが実に楽しみな一台ですね。
注目のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムレースは6月30日から開幕します!